3話 カテカテ誕生秘話【修行編】後編
こんにちはー!
広島安佐南区緑井大人のお好み焼きカテカテのオーナーUme(うめ)です!
今回は修行編最後!
実際に修行してみて思ったこと分かったことを解説
そして
お店をオープンするまでお話しします!
僕が働かせてもらったBali-A(バリエー)でのお好み焼きの作り方は「お好み焼きはみんなで焼く」が分かりやすい表現かもしれません。
どういう事かというと一人で焼かないんですスタッフみんなが連携して一枚のお好み焼きを焼いていくんです。
さらに詳しく言うと
- 店長が生地をひく
- スタッフが魚粉を生地にかける
- 店長がキャベツを盛る
- スタッフが天かすを盛る
- 店長がもやしを盛る
- スタッフが豚肉を乗せる
- 店長が生地をかける(焼きの方はもちろん店長が焼いていくのですが)
- 店長が麺を調理→麺と本体合体
- スタッフが卵を鉄板に落とす
- 店長が卵と本体をドッキングすしてひっくり返す
- スタッフがソースを塗って仕上げる
- 更にねぎかけなどがあれば店長が盛る
このような形で完成から提供になります。
連携して一枚のお好み焼きを作っていくのでお好み焼きを焼いていくスピードが一人でやるよりも2~3倍速いんです。
お好み焼きを作るうえで食材に火を通す作業は非常に大切なパートなので 肝心の焼きは店長がやります。
なので安定してプロが作るお好み焼きに仕上がっていくというわけです。
それでもほとんどがスタッフのみんなでお好み焼きを完成させていくんです!
これが長年の経験で生み出された超連携術ですね!
これは今のカテカテでも受け継がれている焼き方になります。
最初この連携作業になかなかついていけないんですよ・・・
次から次へとオーダーが入るので早くてついていけないんです。
常に次のことを考えながら作業していかないといけないので。
まあどんな仕事でも一緒ですよね…
そして初めに言っておくのですが
1年10か月働いたこのお店で自ら焼いてお客さまに提供したお好み焼きは全部で10枚にも満たないです。
(常連さんのリクエストがあったときだけ)
あとは自分で食べる物だけ自分で焼けます。
なので
トータルすると80枚も焼いてないんです。
あとは見て覚えるという昔ながらのスタイルです。
僕はマネするのが得意なんでそこはセンスでカバーしました(笑)
あ!もしお好み焼き屋を開業したい方が
これを見ていたら2年も修行しないほうが僕はいいと思います。
腕が良ければ1年もあれば十分かなと。
おすすめしない理由はとしては基本的に修行しているお店のお好み焼きしか作れないからです。
自分で研究してお好み焼きを作る方が沢山の知識を吸収できてさらに美味しい料理も作れるようになるので型にハマるのは僕はおすすめしません。
もちろん良いものは続けて、まだ伸び代があるものは勉強して研究していくような感じですかね。
それと!それと!全然関係ないですが開業費用をケチるために中古の古い冷蔵庫を買ったのですが、結果買わない方がいいです。
音はうるさいし電気代もかかるし良いことなかったです。
めっちゃ失敗しました(涙)
すいません!話を戻します。
なぜ僕がこんなに長く修行していたかというとお店ができる物件が見つからなかったからなんです。
その頃
安佐南区で出店したいと思っていたので安佐南区の不動産会社を見つけては「飲食店やりたいんですけど物件ないですかー?」と訪ねて回っていました。
飲食店ができる物件ないことはないですが非常に少ないんです。
そして今の物件を選びました。
かなり妥協しました。
ん~。
ここまで言ってもいいのかな?(笑)
でもせっかくなんで全部話します!
そしていよいよ物件も見つかったということで独立!
と思ったのですが…
前々から話はあったのですが、店長からウチの3号店でやったらええじゃん。
という誘いが…
当時2店舗あったんですが(今でもありますよ!)
Bali-A(バリエー)3号店としてやってみないかと…
要は独立してオーナーなのですが名前を借りてグループで営業するということです。
もちろん看板料も払います。
僕はここで守りに入ってしまいました。
Bali-A(バリエー)もう10年以上もやってるお店だしそれなりに知名度もあるだろうからこっちの方が安定するよね。
このお店好きだし3号店でいいや~。
こんな軽い気持ちで決めてしまいました。
そしてBali-A緑井店としてお店をオープンすることになります。
後にこの選択が自分にとって大きな甘えを生み成功への道から大きく遠ざかって行くことになります。
今回はここまで!
次回は少し休憩して
女性陣大好き!
色恋沙汰!
今のカテカテマネージャーきなこさんこと
ウチの奥さんとの出会いを恥ずかしいので話したくないですが話します(笑)
お楽しみに!